第7章 プロジェクトマネジメント
プロジェクトの制約
- スコープ(作業範囲)
プロジェクトスコープマネジメント:プロジェクトに必要な作業を抽出すること - スケジュール(納期)
- コスト(費用)
- WBS(Work Breakdown Structure):プロジェクトの作業を階層的に要素分解したもの
- ステークホルダ:プロジェクトから利益や損害を受ける可能性のあるすべての人
- プロジェクト資源マネジメントでは、プロジェクトに参加する要因の役割、責任、必要なスキルを決定し、それらが効果的に機能するように管理する
- リスク回避:リスクを取らない
- リスク転嫁:他人にリスクを取ってもらう
- リスク軽減:リスクを減らす
- リスク需要:リスクを受け入れる
第8章 サービスマネジメントとシステム監査
- ITIL(Information Technology Infrastructure Library):ITサービスマネジメントのベストプラクティス集
- SLM(Service Level Management:サービスレベル管理):提供者と利用者が合意したサービスレベルを維持・改善する活動
- SLA(Service Level Agreement:サービスレベルの合意書)
- SLAの目的はサービスの範囲と品質を明確にすること
- 変更管理:システムの変更を承認し、実施計画を立てる活動
- サービスデスクの目的は、サービスレベルを低下させないこと。問題管理(原因の究明)よりもインシデント管理(迅速な復旧)が優先
- BCM(Business Continue Management:事業継続管理):災害が起きても事業活動を継続するための経営手法
- BCP(Business Continue Plan:事業継続計画):事業をいかに継続するかをまとめた計画
- ファシリティマネジメント:建物や設備の保有や運用、維持などを最適化する手法
- UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置):一時的に電力を供給する装置
- 自家発電装置:長時間システムに電力を供給するための装置
- コーポレートガバナンス:ステークホルダが経営を監視すること
- 内部統制:社内の全ての人が業務を健全化すること。責任者は経営者
- ITガバナンス:ITを適切に活用して、会社をあるべき姿に導く仕組みを会社に組み込むこと
第9章 基礎理論とアルゴリズム
- XMLでは、利用者が自由にタグを定義できる
第10章 コンピュータシステム
- シンクライアント:サーバ側でアプリケーションソフトウェアやデータを集中管理するシステム構成。クライアント側にデータが残らない(保存されない)
- デュプレックスシステム:メインコンピュータと故障に備えて待機しているサブコンピュータの2つからなるシステム構成
- デュアルシステム:2つのコンピュータが同じ処理を行い、結果を照合して正しいことを確認するシステム構成
- RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)0:ストライピングとは複数のハードディスクにデータを分散させて書き込む記憶方式
- RAID1:ミラーリングとは複数のハードディスクに同じデータを書き込む記憶方式
- NAS(Network Attached Storage):LANに直接接続して使用するファイルサーバ専用機。複数のPCで共有できる。
- ベンチマークテスト:システムの性能を比較するために行うテスト。ベンチマーキングとは別。
- TCO(Total Cost of Ownership):初期コストと運用コストの総額
- MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔):システムが故障せずに正しく動いていた時間の平均。システムの信頼性を表す1つの指標
- MTBF = 稼働時間の合計 / 故障の回数
- MTTR(Mean Time To Repair:平均修理時間):システムが稼働していなかった時間の平均。保守性を表す1つの手法
- MTTR = 故障時間の合計 / 故障の回数
- 稼働率:システムが故障せずに動いていた時間の割合。可用性を表す1つの指標
- 稼働率 = MTBF / (MTBF + MTTR)
- フォールトトレラント:コンピュータが故障した場合でも、システムを停止させない設計のこと
- 並列システムの稼働率 = 1-(1-装置Aの稼働率)×(1-装置Bの稼働率)
- 装置の故障率と時間経過の関係を表した曲線のことをバスタブ曲線という
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